新潟のうまいものについて

雪国新潟の四季は、どこよりもはっきりと移り変わります。

そしてその自然をとの共生から生まれた豊かな食文化があります。

水、土壌、気候などの風土を活かし農産物や加工品を作る生産者がいます。

新潟は食材に恵まれており、その中でも魚沼は特にうまいものが揃う地域です。

 

新潟といえばまず「お米」そして「地酒」ですが、その他にもいろいろな特産品があります。

「へぎそば」「車麩」「越後みそ」「米菓」など、お米と共に食卓を豊かにしてくれるものばかりです。

季節の野菜や山菜も、その美味しさに皆さん驚かれます。

私ども「ひより堂」では、「自分たちが食べているうまいものをお客様にお届けしたい」との思いから、より良い商品と確かな生産者を求め続けてまいりました。

これからも「米だけじゃない新潟のうまいもの」をどんどん増やして、皆様にご紹介していきます。

 


 

新潟名物 へぎそば

新潟には全国のそば通を唸らせる名物「へぎそば」があります。
へぎそばの特徴は「ふのり」という海藻をつなぎにつかうこと。
それによるツルツルとしたのどごしと、弾力のある歯ごたえが魅力です。
へぎそばは「うつわ」も独特です。
へぎそばの「へぎ」は「剥ぎ(はぎ)」が訛ったものといわれています。
木を剥いだ板の「へぎ」にそばを盛ったことから「へぎそば」と呼ばれるようになりました。
一人一人が食べやすいように一口大に丸め、波のような形で美しく盛り付けます。

 

新潟特産 車麩

新潟特産品の「車麩」は、新潟の煮物には欠かせない具材です。
車麸の原料は、小麦です。
小麦に含まれるたんぱく質のグルテンに強力粉と水を混ぜ合わせて生地を作り、その生地を専用の棒に巻いては焼き、巻いては焼きの作業を繰り返して製造します。
職人の手巻きにこだわって焼き上げた年輪のような焼き目が、長時間の煮込みにも崩れにくく、他の食材と調和する食感とおいしさを作りだしています。
煮物や汁物の他、唐揚げやフライなどの揚げ物にしていただいてもおいしいです。

 

天然醸造 越後味噌

新潟の風土に育まれ、江戸時代の蔵人より伝承される「越後味噌」は、米麹を使ったなめらかな食感でコクのある味わいの赤色辛口のお味噌です。
こだわりの製法は少量の糀米をへぎに盛り、一枚一枚手をかけていく「へぎおこし」。
そして発酵の途中で上と下の味噌を入れ替えて空気を入れる「天地返し」。
仕込んだ味噌は新潟の四季の気温差を経て、ゆっくりと時間をかけて熟成させていきます。
華やかな発酵・熟成の香りと深く豊かな味わいがどんな料理にもぴったり合います。
味噌汁だけではなく、和物、炒めものなどにもご利用ください。

 

新潟の伝統香辛料 かんずり

「かんずり」は、新潟県妙高市に伝わる伝統的な辛味調味料です。
塩漬けにした唐辛子を雪の上にさらしたあと、糀・柚子・塩と混ぜ合わせ数年間(3~6年)熟成発酵させます。
辛さの中に柚子の香りと深い旨みがあり、そのおいしさは「西の柚子こしょう」「東のかんずり」と言われるほど。
鍋物や汁物の薬味のほか、炒め物、煮物、焼き物、パスタソースなど、和洋中の料理を選ばずお使いいただけます。

 

元祖浪花屋 柿の種

新潟名物「元祖柿の種」の誕生は、約100年前(1924年・大正13年)に遡ります。
名前の由来でもある独特の形は、もともと小判型だったおかきの金型をうっかり踏み潰してしまったことが始まり。
そのまま歪んだ小判型のあられを作ってみたところ、その形が柿の種に似ていて珍しいと評判となり、「元祖柿の種」が生まれ現在まで受け継がれております。
ピリ辛で香ばしい小粒あられの「元祖柿の種」、唐辛子がしっかり効いた厚切りあられの「大辛口柿の種」の他、柿の種をチョコレートでコーティングした「柿チョコ」(期間限定販売)も大人気です。

 

淡麗 新潟の地酒

新潟のお酒がおいしい理由は米と水と気温です。
① 米どころ新潟では日本酒用のお米「酒造好適米」の生産が盛んで、豊富な酒米を磨いて雑味を取り除く手間を惜しみません。
② 冬に降り積もった雪は山のミネラルを豊富に含む大量の雪解け水になり、酒造りに欠かせない仕込み水となります。
③ 新潟の冬は寒く長いので長期低温発酵に適しています。
低い気温の中でゆっくりと発酵が進むので、淡麗の味わいのお酒に仕上がります。

新潟のお酒はあっさりとして飲みやすいといわれておりますが、蔵元それぞれに特徴のある味わいがありますので、ぜひ飲み比べてみてください。