いよいよ米の収穫です

田植えから約4ヶ月が過ぎ、田んぼは見事な黄金色に変わりました。

当店契約農場「荒井農園」さんの稲刈りの始まりです。

この夏は猛暑で稲の成長が早かったのですが、お盆以降涼しくなり雨の日も多かったので、例年並みの収穫時期となりました。

お米の品質は稲刈りが早くても遅くても落ちてしまうため、刈り取りのタイミングの見極めは生産者にとって非常に重要です。

荒井さんは米作り40年のベテランなので、いつも美味しいコシヒカリに仕上げるのですが、「今年の出来は特にいい!」と自信ありの様子。

刈り取ったお米はすぐに乾燥機に入れて、1日かけてじっくりと乾燥させます。

乾燥したら、お米をおおっている籾殻だけを籾すり機で取り除いて玄米にする作業へと続きます。

収穫はいくつもの作業を手順良く進めなければならないので、1年で一番忙しい時期ですが、一番嬉しい時期でもあります。

もう少しでキラキラ輝いたモッチリふっくら香り豊かな新米コシヒカリが食べられます。

私にとっても秋は一番楽しみな季節です。

稲穂に花が咲きました

​当店契約農場「荒井農園」さんの田んぼの稲は、約1mくらいまで成長しました。

8月上旬から次々と穂が出てきて、数日前から花が咲き揃っています。

お米の花はなかなか気づかない存在なのですが、右下画像の穂に付いている白くて小さい点が花のおしべです。

間近で良く見ないとわからないほどひっそりと咲いています。

花が咲き終わったらこれからは実入りの時期となり、稲穂がどんどん成長していって実が入ってくると頭を垂れていきます。

お米の出来にはこれからの天候が一番重要で、順調にいけばあと1ヶ月ほどで収穫となります。

お日様の光をたくさん吸収して、美味しいお米が今年もまた実ることでしょう。

 

田んぼの溝切り

田植えから約40日が過ぎ、稲は40cmくらいまで成長しました。

当店契約農家の荒井さんは、昨日から「田んぼの溝切り」という作業をやっています。

溝切りは「溝切り機」という自転車に似た機械を使って行います。

機械の前方にはエンジンがついており、その動力を利用し田んぼの中を進みながら、後方の溝切り板で形をつけていきます。

水をたっぷりと含んだやわらかい土なのに、荒井さんは田んぼの中を歩くようにすいすいと溝を掘っていき、気がつけばあっという間に遠くの方へ。

コツを聞いてみると「足で進むんじゃなくて機械の動力を利用して進むから、足は踏み込まずに軽く支える程度で横にこけないようにするんだ。」との事。

エンジンで進むとはいえ、広い田んぼ一面に溝を掘るのですからかなりの重労働です。

この溝は稲作にとっては非常に大切で、溝があることで田んぼの水を抜きたいときは効率よく排水口に流し、反対に水を入れる際は早く全体に行き渡らせることができます。

稲は水を上手に利用して栽培する作物で、良い米を作るには水の管理が重要なんだと感じました。

 

田植えが始まりました

当店契約農場の「荒井農園」の田植えが始まりました。

5月21日から1週間の予定で行うのですが、今月は雨の日が多いので天気と相談しながらの農作業となっています。

荒井さんは米作り40年のベテランで、地酒の銘柄で有名な「八海山」の麓の田んぼで南魚沼産コシヒカリを栽培しています。

4月20日に播種(種まき)をして苗作りを始めて、15cmほどに成長した苗を植えているのですが、

田植え後4ヶ月で美味しいお米が収穫できるのですから稲の成長にはいつも驚かされます。

ただし、その間にいろいろな手間をかけ続けなければ美味しいお米にはなりません。

今年はどんなコシヒカリに育ってくれるか、いまから楽しみです。